【名前】
幻中 杏(まもなか あんず)
【性別】
女性
【年齢】
20
【部屋番号】
310
【職業】
大学生(文学部2年生)
【容姿】
一般人Aとかそういうのが似合う、と多くの人が感じるような、ありふれた、ごくごく普通の見た目をしている。
瞳は、黄緑色でぱっちりとした二重で、少しツリ目がち。眉毛は困ったように、どこに居ればいいかと目の近くで彷徨っているよう。
表情はあまり豊かではなく、どこか遠くを見るようなぼーっとした表情がよく見られる。
鼻付近には特徴的なそばかす。彼女の見た目で唯一特徴的なものかもしれない。
赤茶色の髪は横髪が胸元あたり(※イメージ画像よりは少し長め)、前髪は目にかからない程度でぱっつん気味に切り揃えられている。後ろ髪はギブソンタックでまとめられている。手先は器用で、たまに違うアレンジもしている。
身長は158cmと至って平均的。
運動はあまり得意ではないし、大学に入ってからは1度も運動をしていないので、筋肉はついていない。また、食に対してもかなり無頓着で細身。
私服は黒系統のものを好む。派手なものや可愛らしいもの、というよりは落ち着いた大人っぽいものを着がち。足は出したくないのかロングスカートやパンツを好むが、ノースリーブの肩が出るような服は着ることもある。
【性格】
初対面の人間には、優しく頼りになる、まるで絵に書いたような、お手本のような人物のように振る舞うだろう。非の打ち所がない、なんてこともなく少しお転婆なところもある、親しみやすさも兼ね備えていて……
__ここの入居者さんなんですか?
…そんなふうに振る舞うのは外向けのときだけ。
前までは、外も内もそうだったけれど、ここに来てからは外向けだけ。
本当の彼女は自分のしたいことが何も分からない、まるで機械のような存在だ。言われたことがあれば行う、それが貴方が望むことなら。誰かに喜んでもらうのが好き……否、誰かを少しでも嫌な気持ちにすることが、怖いから。
彼女は自我を確立することができなかったのだ。出来ないまま大人になってしまった。……目標も何もないのに、どう生きろというのだろう。
彼女は自分のことを話すとき、まるで第三者から見たとかのような発言をする。例えば、多分とか、みたいとか、かもしれないとか。それくらい、自分のしたいことどころか、自分そのものについても分からなくなっているのだ。
そんな彼女ではあるが、全くの無表情、なんてことはなく、普通の人から見たらほんの些細な変化かもしれなくても、嬉しいときは微笑み、悲しい時は涙を流す。…ただ、自分が笑っているのを知ってから初めて自分が楽しいんだ、と分かるところは一般的な人とは違うところではあるが。
そうやって、たくさん経験をして、自分のことを知っていきたい。
…多分私はそう思っているんです。
【備考】
一人称⇢私
二人称⇢名字さん、貴方
like⇢人が望むことをすること、屋上、おしゃれとティラミスは好きかもしれない
dislike⇢暴力、あとはわからない
・本屋でバイトをしている
・お酒はあまり得意ではない(酔ったら寝る)
・本人は顔に出さないし、自覚もしていないが、このシェアハウスの人たちをかなり信用しているし、好いている。
今まで出せなかった本当の悩みを、打ち明け、曝け出せる人たちだから。
・自分が異質な存在であることを強く感じた日は、なんとなく屋上に行く。
……死にたいわけではないが、生きている意味がわからなくて。
そんなときにここから飛び降りると、少し気持ちが楽になる。
そんな気がする。
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自分でやりたいことを決めるのが、小さな頃から極端に苦手だった。
私には兄がいた。兄は好き勝手生きるのが好きで、両親に沢山迷惑をかけていた。それに怒る両親を沢山見てきた。…例えば、暴力を振るうところとか。
多分それを見てから、自分の意見を言うのとか、行動するのとかがすごく苦手になったんだと思う。……でも、暴力を振るうって言っても、ちょっと気が強いだけの両親で、今となっては兄は両親と和解している。
だから、まあ、私が気にしすぎてしまっているだけなのだ。ひどく辛い過去があったとか、そういうのじゃなくて、私の…私だけの心の問題らしい。
そうやってずっと、周りに合わせて、友達や親が望む方に合わせて、生きてきた。
高校生のとき、自分のしたいことと向き合おうと思った。大学に行くなら、そうしなきゃって。
全然、思いつかなかった。
自分の好きも嫌いも分からなくて、目標なんてある訳もない。文学部に入ったのだって、ただ本は幼い頃から読むのを望まれてたからってだけで、私は……。
自分がなんのために生きてるのかわからない、何をしたいのかも、私は、私はなんなんだろう。
わからないけど、こんなことで死ぬことはそれこそ親不孝者だろう。だから、死のうとかは思わなかった。
……ふらふら歩いてたら、ここに出会えたから。
ここに居たら、したいこととか、本当の自分とか見つけられますかね。
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"大人になるだけの日が来るでしょう"
【SV】
「幻中杏、大学生です!大学では文学を中心に学んでます、よろしくお願いします〜!」
「あはは、赤毛のアンですか〜。よく言われます。……あの子みたいに素敵な人生を送ってみたいですよね〜」
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「……幻中です。幻中杏。…えと、それだけです」
「…何をしたかったのか、分からないんです。いつの間にか大学生にまでなっちゃって。…このまま生きても、楽しいんですかね」
「髪をまとめるのとかは多分得意だと思います。……えと、やりましょうか?」
「ご飯は…別に3食食べなくても平気なので。お気遣いありがとうございます」
「…多分、私はみなさんのことが好きだと思います。……こんな私にも、優しく接してくれて嬉しいんです。こころが、あったかくなるんです」
「……飛び降りますか?落ちる瞬間は、生とか死とか、何も考えることがなくて、楽な気持ちになれる気がしますよ」
「貴方と居ると、特別胸が苦しくなるんです。…きっとこれが、月が綺麗ですね、ってことなんですね」
【関係募集】
◇同じ大学(先輩後輩どちらでも)
⇢貴方は私の内も外も知っている。それでも仲良くしてくれる?
◇同じアルバイト(丶)
⇢貴方も私の内も外も知っている。主人公にもなれないような赤毛のアンと一緒に本を巡りましょう。
◇一緒に飛び降りてくれる人
⇢貴方が私に向けるのは、同情?心配?嘲笑?……どんな感情でも構わないけれども、私はこの行動を悪いこととは思っていない。心を落ち着かせてくれることだから、否定するようなことは言われたくないかもしれませんね。
(否定も肯定も背後は喜びます𓂃)
◇恋仲(男女どちらでも)
⇢きっとあなたは特別。貴方といると胸が高鳴るんだ。本で読んだことあるの、私は貴方に恋してる。
◇その他なんでも嬉しいです