【名前】神来社 儚火(カライト ハナビ)
【性別】女
【年齢】18歳
【部屋番号】215号室
年頃の女の子の部屋にしては殺風景であり、生きていくために必要最低限の物しか揃えられていない。
【職業】フリーター
色んなバイトを掛け持ちしており、特に多くシフトを入れているのは家事代行
早い時は日が昇る前から遅い時は日付が変わっても働いている。
【容姿】
160cm/48.4kg
食事をまともにとっていないからか着太りしているだけで脱ぐと細めである。
亜麻色の髪は下ろすと腰まで伸ばされており、普段はポニーテールにしている。
癖毛でくるくるとした髪質を本人は嫌っている。
梅雨の時期には爆発しており、結んでいても普段の倍には膨れ上がっている。
切る時間もお金も無いようで5年ほど伸ばしっぱなしにしている。
物凄く恥ずかしかったり、顔を隠したい時に髪を掴んで顔に寄せて隠すことがある。
京藤色の瞳は二重で大きくぱっちりとしておりまつ毛が長い。
童顔なようでよく中学生に間違われる。
化粧っ気がなく、普段からすっぴんでいるが時折バイト先の先輩などから遊ばれてメイクされて帰ってくることもある。
毎回『どうやって落とすのこれ…』と洗面器の前で何故か格闘している。
どんな仕事をする時も大抵は白い長袖Tシャツにキュロットパンツかショートパンツ。
夏でも長袖でいるためよく熱中症になりかけている事が多い。
プールや海は苦手で入りたがらない。
というか、素肌をさらけ出せないため入りたがらない。
逆に冬は寒がりで二回りほど大きくなるぐらい着込んでもこもこしている。
動きやすい服装を好み、スカートはあまり穿かない。
穿いたとしても中にスパッツを穿いている。
黒いタイツかニーハイソックスは必須で肌を出すことが少ない。
靴も動きやすいスニーカー。
胸は小さめ(Aぐらい)で、本人も少し気にしているらしい。
栄養不足なのが原因なため生活習慣さえ直せばもう少し肉付きがよくなり、気にしている胸も少しは大きくなるはずなのだが本人は直すつもりも、それが悪いとも思っていないためおそらく直らないだろう。
その少女とも見える彼女の肌には数多の虐待痕が残されている。
【性格】
明るく常にニコニコとしており優しいがちょっと煩い。動物で例えるならば犬。
愛想が良く、見た目も相まって誰にでも可愛がられるような性格をしている。
誰に対しても同じように接するが、苦手な相手だと途端に弱々しくなり、目が泳ぎ怯えて体を強ばらせる。
人見知りはしないが男性が少し苦手。
相手に悪気がなくても怒鳴る、すぐに手をあげる、などの人物には怖がり近付かなくなる。
とはいえ話しが出来ないわけではなく、『大声を出す人』『すぐに手を上げる人』が苦手なだけなため、見るからに優しそうな人は自分から話しかけに行くことも多い。
世話焼きで、生活力が終わっている人物を見るとすぐに世話を焼く。
すぐにお節介をしてしまうため嫌がられることもあるが、本人は善意でやっているため嫌がられると笑って誤魔化すが少し傷付いている。
色んなところでバイトをしているからか、器用であり大抵の事はなんでも出来る。
DIYはもちろんのこと、虫退治や、電気機器の整備、水道を直したり、子守りや家事全般は得意である。
ただ少しドジっ子な所があり、気を抜くと花瓶を倒してしまったり、頭をぶつけたり、すぐに転けたり、と散々。
だが本人はあまり気にしていないようで頭をぶつけても転けてもすぐに立ち上がり作業を続けるし、花瓶を倒してしまった時はすぐに受け止めたり立て直す。
常識知らずな所があり、普通のことがよく分からないことがある。
『怪我、病気になったら病院に行く』というような常識が分からない。
不思議そうな顔をして『なんで?』と聞くこともあり、相手を困らせたりする事がある。
難しい言葉もよく分からないため、首を傾げている事がある。
嫌味を言われてもよく分からず大体( '-'* )?という顔をしていることが多い。
1度懐くとまさしく犬である。
姿を見掛けるだけで特に用がないのに名前を呼びながら近付いて行ってニコニコお話をする。
懐いた相手へのボディタッチは男女関係なくよくするタイプで腕を組んだり、手を繋いだり、は自分からしに行くことがある。
恋愛的な意味での好き、という感情がよく分かっていないため勘違いさせるような言動はよくする。
少し無理しすぎていることがあるため、不意に頭を撫でられたりすると突然泣いてしまう。
本人も何故泣いているのか分からずに困惑するが優しく宥められると抑え込んでいたものが崩壊して大泣きする。
【備考】
好き:小さい子、動物(主に犬)、仕事、甘いお菓子、オムライス、ハンバーグ、メロンクリームソーダ
嫌い:怒鳴る人、すぐに暴力を振るう人
本人曰く誕生日は分からないらしく年齢もあやふや。
ただ既に亡くなっている姉が儚火に年齢を教えたため、教えられた時の年齢から十数年足して『18歳』という数え方である。
下に兄弟が5人ほどいるらしく、兄弟を養うために朝から晩まで働いている。
学歴は中卒。高校には行かせてもらえなかった。
なんならその中学校もほとんど通わせてもらえていない。
小学生の頃から年に2、3回通えればいい方で、毎日妹弟の世話をさせられていた。
文字の読み書きや簡単な計算は姉に教えてもらったり、バイト先で教えてもらったりしている。
シェアハウスに来たのも、そのバイト先の先輩が儚火の家の事情を知り、儚火を目覚めさせるために家から引き剥がそうとして紹介した。
最初はシェアハウスに来るのを躊躇っていた儚火だが、父親が肯定も否定もしなかった事と、食事を作りにだけ帰ればほかの時間をバイトに費やせる(暴力から逃れられる)、との事でシェアハウスに来た。
バイト代は全て父親の元に送っており、本人が好きに使えるのは月に3万程。
月に3万でやり繰りをしており、しかも余ったお金で色んな部品やらを買っているのでやり繰り上手でもある。
儚火本人は未だに父親からの洗脳が解けておらず、俗に言うエネミー状態なためどんなに仲のいい人が父親のしていることを否定しても過度な仕送りを辞めない。
姉とは7歳離れていて、姉が亡くなったことを儚火が知らないのは姉の亡くなり方が理由であり、その亡くなり方を知っているのは父親だけである。
物心がついた頃から暴言暴力は当たり前、
食事が与えられないのも当たり前、
風呂に入れないのも当たり前、
父親の機嫌が悪い時には顔色を伺って少しでも暴力を振るわれないようにするのは当たり前だった。
母親は知らない。色んな女性が出入りするから。
気付くと幼い子供が増えており、父曰く『兄弟』だという。
幼い子は1人では生きていけないから、私が守らないと。
お姉ちゃんが言っていた。
『優しい子でいるのよ、そしたらいつか、貴女を幸せにしてくれる人が現れるわ』
と。
未だにそんな人は現れない、お姉ちゃんも気付いたらいなくなっていた。
いつか来る幸せなんて夢見る暇があったら働かないと。
働いて兄弟を守らないと。
私が働いたお金を渡すと父は喜ぶ。
その日は機嫌がいい。
私達に暴力も振るわなければ珍しくご馳走を与えてくれる。
だから、だから頑張って働かないと。
あの子達に食事を与えるためにも働いて、お金を渡さないと。
私があの子達を幸せにしなくちゃ、誰も幸せになんてしてくれないから。
?si=BboYZojwlhtamBif
喉元まで出かかった言葉
口をついて出たのは嘘
【SV】
『私は神来社 儚火です!よろしくお願いします!』
『あっ、虫退治ですか?私やりますよ!』
『んーと、ここが劣化しちゃってる感じですね〜、取り替えるんでちょっと部品買ってきます!』
『え?お金?ダイジョーブですって!気にしないでください!私が好きでやってるんで!』
『あちゃ〜、こりゃ寿命ですね〜。…うーん、直すより買い換えた方が安いと思いますよ?』
『わっ、え、ホントにいいんですか…?…ありがとうございますっ!!すっごく嬉しいですっ!』
『はーい、おはようございまーす!起きる時間ですよー!お布団干すんで起きてくださーい!!』
『昼食と夕食は冷蔵庫に入ってます、ちゃんとチンして食べてくださいね?』
『ぁ、あの…えと、…そ、の…』
『っ!ごめんなさいごめんなさい、悪気はないんですごめんなさい…』
『ごめんなさい、お願いごめんなさいなぐらないで…』
【関係募集】
・バイト先の先輩(シェアハウスに誘ってくれた人):1人
ここは居てもいなくても大丈夫です。ただ儚火の家の事情を知っていることになります
・世話を焼かれている人:複数名募集
嵐のようにやってきて家事全てを終わらせて嵐のように去っていきます
・小学校、中学校時代の同級生:複数名募集
儚火本人は顔と名前が一致しないかもしれないです。卒業アルバムも持っていないのでほぼ初対面です